「勉強する時間がない」と嘆く人に利く言葉

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紀元前140年頃の中国で、前漢の皇族・学者である劉安が学者を集めて編纂させた「淮南子(えなんじ)・説山訓(せつざんくん)」という思想書があります。

そのなかに「学ぶに暇あらずと謂う者は、暇ありと雖も亦学ぶ能わず。」という言葉があります。
私がとても感銘を受けた言葉なので、本記事では「勉強する時間がない」と嘆く人へ向けてその言葉を紹介いたします。

原文(淮南子(えなんじ)・説山訓(せつざんくん))

学ぶに暇あらずと謂う者は、暇ありと雖も亦学ぶ能わず。

謂学不暇者、雖暇亦不能学。

書き下し文

学ぶに暇あらずと謂う者は、暇ありと雖も亦学ぶ能わず。

読み方

まなぶにいとまあらずというものは いとまありといえどもまたまなぶあたわず

原文の語訳

学ぶ時間がないという人は、時間があっても学ぼうとはしない。

意味

勉強したくても時間がないという人は、もともと学ぶ意欲がないのだから、たとえ暇があったとしても勉強はしないということ。

まとめ

学ぶ時間がないという人は、時間があっても学ぼうとはしない。

私も「勉強する時間がない」と嘆いていた一人だったので、初めてこの言葉を知った時、自分のことかと思いドキッとしました。
勉強に限らず、何をするにしても時間がないことを口実にする人は、もし時間があってもしないということです。
本当に何かしたいのであれば、常に意識を持って行動に移し、数分のスキマ時間があれば有効に活用します。
勉強も時間がないから勉強できないのではなく、勉強する時間は作るものなんですよね…

本記事の内容が、最後まで読んでいただいた皆さんの、心理学検定試験の勉強のお役に立てれば幸いです。