迎えた診断テスト当日(第4回)

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初診からおよそ2週間後、診断テストの日を迎えました。

この日は診察はなく、診断テストを受けるのみです。
今日の診断テストの結果次第で、その後の計画が大きく変わってきます。
親としても心理学に興味がある身としても、一体どんな内容のテストなのか気になるところです。

診断テスト開始

迎えた診断テスト当日

初診と同じく診断テストも平日の午前中に予約を入れていたので、私は仕事を休み妻と子と一緒に病院へ向かいました。

病院に入り窓口にて受付を済ませると、前回診断テストの予約をした専門の窓口へ移動します。
予約時間よりも少し早く着いたのですが、予約をした時に説明してくださった担当の先生がいたので挨拶を交わすと、その場で子どもは先生と一緒に診断テストへ向かいました。
少し不安な表情をしていたので「頑張って!」と声をかけて見送りました

およそ90分の待ち時間

診断テストは、およそ90分掛かります。

子どもが診断テストを頑張っている間、親は診断テストが終わるまで待機します。
診断テストが終わると、次は親と先生の面談と診断テストの振り返りがおよそ30分あります。

話は変わりますが、うちの夫婦は私だけでなく妻も子どもに対して、前々から気になるところがあるとグレーゾーンを疑っていました。
妻は私よりも子どもと接する時間が多いので、その分気になるところは私よりもあったと思います。
これまでも幼稚園や小学校で子どもに何かあると、とても心配し不安になることが多々ありました。
今回子どもの事でいよいよ動き出したのですが、ここまではあまり心配し不安になったりすることはない様子です。

私は普段日中は仕事をしており、家に帰ると子どもたちも起きているので、二人で落ち着いて大切なことを話す時間があまりありません。
病院内にコーヒーショップがあったので、そこでコーヒーを飲みながら、改めて色々と話をしながら子どもの診断テストが終わるまで、時間が過ぎるのを待ちました。

親の考え、子どもの考え、個人の価値観

私と妻は今回の子どもの件について、似ている価値観を持っていると思います。

これまで子どものことで気になりグレーゾーンの話をしている時、2人ともそこまで感情的になることもなく冷静に話をしてきました。
また小児精神科で診てもらおうと提案した時も、意見の違いなどもなく割とすんなりと事が運びました。

中にはうちのように、すんなりと事が運ばないご家庭もあると思います。
夫婦間で意見が異なるのは、何ら不思議なことではありません。

例えば、お母さんはお子さんのことに対して積極的だとしても、お父さんは
・うちの子は変わっていない
・病院に診てもらいたくない
・グレーゾーンを認めたくない

と前向きに考えたくない親はたくさんいると思います。

誰でも自分の子どもは普通だと思い、現実を目の当たりにするのは怖いです。
もし私が、子どもと一緒に過ごす時間で気になるところが全くなく、ある日突然小学校の面談で生活面での指摘されたとしたら、同じ考えではなかったかもしれません。
それでも子どもの将来の幸せを願うと、私は遅かれ早かれ同じ道を進んでいたと思います。
大人になってから何かで苦労したり、生きづらくなる瞬間を少しでも減らしてあげたいです。

とここまでは、親の意見ですが子どもの考えを尊重して無視することはできません。
9歳となると、色々なことを考えるようになりしっかりと自分を持っています。
極力不安や心配な気持ちにさせないため、この話題については子どもたちのいないところで話をしたり、大きくなって面倒なことを少なくするために、自分や個性のわかるテストを受けてみようと促したり、病院に行く時も「病院」や「ADHD」などのワードは使わない、という感じで濁しながら話をしてきました。

そして最終的に、そこまで嫌がることなく一緒に病院へ行ってくれました。
これは子どもの将来のことを考えての行動なのか、それとも親のわがままなのか…
すぐに答えはわかりませんが、子どもが成長した時に、あの時行っておいて良かったと思える将来が来ることを願います。

診断テストを終えて

そろそろ90分が経ちそうなので、先ほどの場所へ子どもを迎えに行きました。

窓口へ着くと、ちょうどうちの子と先生が戻ってきました。
子どもの表情を見ると少し疲れている感じがしました…
本人に聞いてみるとやはり疲れたと言っていました。
「お疲れさま」と二人で声を掛けると、ホッとした表情に変わりました。

入れ替わりで親と先生の面談と、診断テストの振り返りがおよそ30分あります。
子どもには窓口の前にある椅子に、本を読みながら待っていてもらうことにして、親と先生は別の部屋へ移ります。
事前に提出した親と学校の先生が記入した調査票と、診断テストを振り返りながら面談を進めます。
面談の内容は、調査票・診断テスト・私たちへのヒアリングなど、諸々の情報のすり合わせという感じでした。

面談も終わったので、あとは結果待ちです。
結果が出るまでは2週間ほど必要で、予約は電話のみとのことなので、私は翌日すぐに電話で予約を入れました。

まとめ

ようやく診断テストが終わりました。

慣れない環境で、9歳の子が90分もテストするのは、とても疲れたと思います。
今日も本当にお疲れ様でした。たくさん褒めて労いました。
「〇〇お疲れ様、今日は疲れたね。この後何食べに行きたい?」
今回も終わったのがちょうどお昼の時間だったので、帰りにランチ(モスバーガー)をして帰りました。

本記事の内容が、最後まで読んでいただいた皆さんの、身近な大切な人のお役に立てれば幸いです。